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  • 執筆者の写真山本雄士ゼミ学生スタッフ

開催報告:2019年度第8回〜人事評価から考える組織マネジメント〜



【第8回 山本雄士ゼミ ご報告】 12/14に開催いたしました、第8回ゼミのご報告をさせていただきます。 12月のテーマ:Rob Parson at Morgan Stanley〜組織人事を考える〜 ——————— プレゼミでは、「最難関のリーダーシップ」という本を元に、リーダーシップ論について講義した後、リーダーシップとリーダーの違いや、リーダーシップに必要なスキルについて議論を展開しました。

本ゼミではまず、能力は高いが、マネジメントスキルに欠けるロブを昇進させるか否か多数決を取り、社内からの評価を踏り返りました。そこで山本先生は、この評価は誰の視点か?と問います。参加者はコンサルタント目線の評価をしていたと気づき、その後上司の視点に立った評価に議論は移行。結果、ロブの昇進に賛成の意見が多数出ました。そこから話はロブの上司に移り、良い上司とは何か考えました。 途中、ロブと上司のロールプレイングを参加者で行い、上司はロブをどう教育すべきだったかの議論も行いました。 休憩後は事前配布されていたケースの続編を確認し、ロブの留任が明らかに。この結論をどう伝えればロブをモルガンに留められるか、という議論に移り、その中で日本と海外の交渉の仕方の違いを共有しました。 最終的にロブはモルガンに残ることを決意。新しい上司の決断でロブは昇進を果たしました。

ケース全体を踏まえ、良い上司と悪い上司の違いについて議論が発展し、上司に問われるマネジングスキルに加え、"manage your boss"上司をマネジングする大切さも学びました。 そして優秀な人ほど、人の上に立ってマネジングしていくことになるが、その分自己に費やす時間は短くなるというジレンマに話は移っていきました。 内省を重視し、自己の破壊的イノベーションを乗り越えねばならないという結論に至り、ゼミは幕を閉じました。

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