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初めての山本雄士ゼミ 〜ケースディスカッション編〜

最終更新: 2020年4月15日


「山本雄士ゼミって名前は聞いたことあるけど、何をやってるのかよく分からない...」という人のための、「初めての山本雄士ゼミ」シリーズ第2弾。今回は、通常開催時に3時間のゼミの大半を占める「ケースディスカッション」という授業形式について解説します。


Q: ケースディスカッションってなに?

A: マネジメントの現場で日々繰り返される意思決定への訓練を目的とした教育手法です。ある実際の事例に基づくケース・スタディ(事例研究)をあらかじめ読んできて、参加者のみなさんでのディスカッションをしていきます。講師はファシリテーターを務めます。講師が問いを立て、参加者は挙手の上で発言し、それに講師が応答する形で展開していきます。ハーバードをはじめ、世界中のビジネス・スクールで用いられている授業の形式です。

ケースディスカッションの主役は、参加者の皆さんです!講師は問いの枠組みを作ることで議論をリードしますが、それに対する「正解」は教えてくれません。問いに対して自分なりの答えを紡ぎ出すことが、ケースディスカッションの肝心要の部分です。どう応答しようか考える中で、無意識のうちに何らかの価値観や理想像を前提としているでしょう。しかし、他の参加者の応答を聞いたり、自分の応答に対して講師のさらなる応答があったりする中で、それが自分の「立場」-職業倫理、自集団の文化、これまでの人生で身につけてきた規範 - を反映したもので、他者には全く違う前提があるのだ、ということが見えてくると思うのです。この何ともタマラナイ感覚で、ケースディスカッションは満たされています。


Q: えぇーケースディスカッションって何だか難しそう…発言できるか不安…

A: 「期待される正解」を出すことは意識しないでください!ケースディスカッションは、講師の意見に議論を収束させることが目的ではありません。また、他の参加者の発言に合わせる必要もありません。発言に正解・不正解や、受けが良い・悪いもありません。自分の考えたことを、堂々と話してみましょう。


Q: なるほど、自分がどう考えるか、そのまま話せばいいんだね。でも、人前で話そうとするとどうしてもまとまりがなくなっちゃって…

A: そんなあなたにこそ、ゼミで積極的に発言してほしいと思っています!発言の形式には、慣れと訓練が必要かもしれません。例えば、簡潔に結論から始めて、その後で理由を述べていく、といったことです。発言の瞬発力も同様です。ケースディスカッションの間、常に頭をフル回転して発言の機会を窺うというのは、かなりの体力が必要です。 でも、誰にでも初めてはあります。3時間ずっと挙手して発言している隣のあの人も、初めてゼミに参加した時はあなたと同じようにビビっていたでしょう。そこで一歩を踏み出して手を挙げたところから、全てが始まったのです。それでも言いたいことをうまくまとめられず、悔しい思いをしたことも一度や二度ではないでしょう。帰りの電車の中で、家のベッドの中で、あんなことを言っておけばよかった、と唇を嚙むことも多いでしょう。 でも、その積み重ねこそ、ゼミで得られる最大の価値だと思うのです。講師の考えを知りたければ、山本氏の名前で検索すればインタビュー記事がネット上にたくさんあります。本もあります。他の勉強会もあります。でも、あなたのその思いは、その経験は、ゼミの場でこそ得られるものです。 だからこそ、話せるか不安な人、「とちってしまう」のが心配な人にこそ、ゼミに来てほしいのです。


いかがでしたでしょうか。ケースディスカッションについて関心をお持ちいただいた方には、ゼミ前の予習の方法についてまとめた記事もございますので、どうぞご覧ください。


2020年4月現在、COVID-19の影響で日本橋での通常開催は見通しが立っておりませんが、オンラインでの開催も含めた代替策を検討しております。

日本橋でもオンラインでも、ケースディスカッションの場でみなさまにお会いできますことをスタッフ一同お待ち申し上げております。

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